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8.条件交渉はどこまで許される?

更新日 2013年5月26日

条件交渉には、物件価額の値引きの他に、電気器具等の付帯設備を修繕してもらったり、いらないエアコンを撤去してもらったり、壁や天井のクロス張替えなどがあります。


中古物件ですから建物本体も設備関係も経年劣化をしていて当たり前で、基本的には、現状有姿のままでの引渡しとなります。もし壊れていても売主さんに責任を問えません。売主さんが不動産業者であれば、売りやすくするためにある程度はリフォームしたり洗面台を新品に換えたりしますが、一般の方が売主さんであれば、多くの場合は、そのままでの引渡しとなります。


とは言っても、買った後で次から次に不具合が見つかるとだまされた気持ちになってしまいます。そんなトラブルが起きないようにするため、手付け契約の時までに電気器具や備え付けの家具類等の付帯設備等の状況をよく説明してもらうことが重要です。契約時には付帯設備状況報告書として交付し了解のサインをします。そうして後々のトラブルにならないようにしています。


さて、購入者の立場からしてみれば購入後に修理するのはお金がかかるし面倒です。出来れば売る前に売主が直しておいてくれればと思います。逆に、売主さんは、この値段で売っているんだから勘弁してよと思っています。売主さんと買主さんの両方の事情をよく理解している仲介業者さんは、双方のご意向を聞いたうえで落としどころを考えて双方納得行く形で決着をつけてくれると思います。


条件交渉は、最初の内覧時から始まっています。もちろん、売主さんが同席すればの話ですが。見るほうも見られるほうも真剣勝負です。最初の内覧時には、買うかどうかなんてまだわかりませんが、売主さんは、とにかく買って欲しい気持ちがあります。最初の内覧時に、物件の第一印象が良かったら、売主さんに、買うかどうかは色々検討しなければわからないが、この部屋の壁紙は汚れが目立つので張り替えてくれるのですかとか、コンロやエアコンは壊れていませんか、壊れていれば直してもらえるのですかとか、エアコンは、いまどきの省エネタイプを買うつもりだから取り外してもらえますかとかお話しすると良いようです。


売主さんとしては、物件を気に入ってくれたようだけど、買う決心がつかない買主さんに対しては、売りたい一心で有る程度のサービスをしてくれるものです。しかし、一旦、買うと決まった後は、売主さんはもうサービスする気はありません。言い方はあれですけど、釣った魚に餌はやらないというのと同じです。


さて、本題の条件交渉はどこまで許されるのかについてですが、ケースバイケースです。値引き額で言えば、売出し価額の3割引ほどになることもありますし、1円も値引きしないこともあります。売主さんの置かれている状況や物件の人気度などで変わってきます。 価額については、この価額にしてくれれば必ず買うと言う事であれば、その金額で売主さん側に交渉します。なお、価格交渉と付帯設備の修理等を1セットにして交渉した方が相手も最終的な計算で回答してくれます。これを、値引きが通ったら次に修理の話などとすると、相手は感情的に不愉快になり、話がパーになることもあるのでお気を付けください。